今回はExcelのワークシートで
ファンクションキーを押すとマクロを実行する方法をメモします。
ファンクションキー(F1~F12)でマクロ実行する方法
大きく分けて、以下3ステップです。
1.ThisWorkbook をダブルクリックし、以下のような感じのコードをかく
Private Sub Workbook_Open()
'F1キーを押すと「処理」実行
Application.OnKey "{F1}", "処理"
End Sub
'F1キーを押すと「処理」実行
Application.OnKey "{F1}", "処理"
End Sub
2.Module に以下のように処理したいコードをかく
Sub 処理()
MsgBox "こんにちは"
End Sub
MsgBox "こんにちは"
End Sub
3.以上のコードを記述し、一度excelを保存し、終了、再度開きなおす。
Wookbook_Openはワークブックが開いた時以降の処理のため、一度開きなおします。
ここまでを行う事で、Excelのワークシート内でF1キーを押すと、「こんにちは」とメッセージが出るようになります。
F1は通常はヘルプが起動しますが、正直必要のないことが多いので、マクロ割り当てしちゃうほうが有効活用できそうですね。
ファンクションキー以外のキーボードのコード
もちろんファンクションキー以外もマクロ割り当てすることは可能です。
その際のキーとコードの一覧は以下になります。
キーボード | VBAコード |
BackSpace | {BACKSPACE} |
Break | {BREAK} |
CapsLock | {CAPSLOCK} |
Delete | {DELETE} |
End | {END} |
Enter (テンキー) | {ENTER} |
Enter | ~ |
Esc | {ESC} |
Help | {HELP} |
Home | {HOME} |
Ins | {INSERT} |
NumLock | {NUMLOCK} |
PageDown | {PGDN} |
PageUp | {PGUP} |
Return | {RETURN} |
ScrollLock | {SCROLLLOCK} |
Tab | {TAB} |
↑ | {UP} |
↓ | {DOWN} |
← | {LEFT} |
→ | {RIGHT} |
この中だと「ScrollLock」なんかが一番使われないキーと思うので、
割り当てに使いやすいかもしれません。
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