【PowerQuery】重複の削除で上のデータ行が残らない場合の対処方法

最近会社でPowerBIでデータベースを編集することが多くなってきたため
こちらにいろいろ( ..)φメモメモしていこうと思います。

今回は重複の削除で上のデータについて記します。

重複の削除で上のデータ行が残らない!?

人事系のデータを触っていた時に、同じ社員番号で  異動日 違いで複数のデータがあったとする。
通常は、「重複の削除の機能を行った場合は、PowerQueryのステップ辞典で上のデータが残り、それ以降の重複が削除される」と言われています。

しかし何故か下の方のデータが残っていたりとおかしい・・・!?

調べてみるとマイクロソフトの公式でも「重複を削除するときに、一連の重複の最初のインスタンスが選択されるという保証はありません。 」とか書かれておりました…!?https://learn.microsoft.com/ja-jp/power-query/working-with-duplicates

公式でM言語の編集で「Table.Buffer」を使う方法なども紹介されていましたが、
うちではそれでも変わらなかったので、以下の方法を行い解決させました。

重複の削除で上のデータ行が残らない場合の対処方法!

インデックスの追加


列の追加 → インデックス列

インデックスを昇順で並べ替え


追加したインデックスは当然、順番通りに数字が並んでいるのですが、ここで敢えてソートすることが重要!

重複の削除


それから重複の削除を行う。

インデックスの削除

期待通りの並び順になっていることが確認できたら、インデックスを削除(邪魔じゃなければ残したままでもok)

これで解決できました!

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